一生懸命、練習してはいますが、なかなか大変です。今の曲は、曲に変化をつけたいせいか、すぐに転調したり、無理に不自然なメロディーをあてはめているので、苦労が堪えません(笑)。
これら、不自然なメロディーは、テレビ朝日系で放送中の『題名のない音楽会』(=日本音楽会の重鎮、故黛敏郎先生が、司会なさっている頃の放送でした)によれば、松任谷由実(ユーミン)さんより流行したとのこと。
それまで、例えば、「こんにちは」という言葉に曲をつけるとしたら、普通は(従来はってことでしょうか)、 ♪こ→ん→に→ち→は→ と、発音のアクセント通りにメロディーをつけたものですが、松任谷由実(ユーミン)さんは、 ♪こ↑ん↓に→ち↑は↓ のようなメロディーになるとのこと。
|
なるほど、と妙に納得。それで、この頃の曲は、なかなか覚えられないのか!と、再認識した記憶があります(笑)。
それが、もう、かなり、以前の話ですので、それ以後、曲は、ますます不可解になり、「複雑な曲になったなぁ〜。」「こりゃ、ますます大変だな〜。」と、思っていたら、今度は、リバイバル・ブームが到来。『亜麻色の髪の乙女』など、昔の曲が、ヒット・チャートを賑わすようになりました。
昔の曲の、やさしいメロディーに、ほっとするやら、安心するやら。密かに、やっぱり、みんな、今の曲は、テンポも早いし、リズムもとりにくいし、覚えきらなかったのでは?と、思って、ニヤリ(笑)。
同時に、今の若者の、音感の良さに関心です。あれだけの、変化の激しい、アップ・テンポの曲たちを、あっという間に、自分の物にしてしまうのですから。
私としては、日々、練習の積み重ねあるのみ。今日も、鼻歌まじりで、練習を繰り返しています(笑)。 |