今回、講習会の講師をしていただいた小松川警察署 生活安全課長 松本氏は、その圧倒的におっかない外観に似合わず、非常にデリケートでかつ軽妙な語り口で、参加者を一秒足りとも飽きさせることなく「防犯」ならびに「安心&住みよい江戸川区」のために家庭でできること、隣近所でできること、地域でできること、江戸川区でできることを熱く語って下さいました。
参加者一同は、熱く語る氏の話に引き込まれ、また長年培われた確かな目や明晰な頭脳、そして判断力に感嘆し、犯罪に対する激しい怒りとは別にときに見せるの氏のやさしさを垣間見て「犯罪許すまじ、されど犯罪を犯させまい」という思いを新たにしたのでありました。
また氏には今回防犯講習を行っていただきましたが、防犯に関するスペシャリストであるだけではなく未成年、少年犯罪のスペシャリストでもいらっしゃいます。凶悪犯罪を引き起こしてしまった青少年の内面を綴った本の執筆、編纂なども手がけていらっしゃいますので関心のある方はこちらもどうぞ。
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タイトル |
ざけんなよ―非行に走った少年の寂しさをあなたは理解できますか?
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編 集 |
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単行本(ソフトカバー): 175 p ; サイズ(cm): 182 x 128出版社: 集英社 ; ISBN: 4087811875 ; (2000/04) |
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内 容 |
(「BOOK」データベースより)「母さん、俺をなぜ捨てた」「お父さん、私を叱って」補導歴のある少年・少女に、警視庁担当官が話をきいた。「寂しかった!」「もっと親と話したかった!」非行に走ってしまった若者達から大人への、初のメッセージ集。内容(「MARC」データベースより)補導歴のある少年・少女に、警視庁担当官がその原因や動機について話をきいた。「寂しかった!」「もっと親と話したかった!」 非行に走ってしまった若者達から大人へのメッセージ集。 |
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予定した時間を大幅に超えても、いやな顔一つせず、開講当初からのテンションそのままに、講義してくださったこと、心から感謝申し上げるとともに、私達にお教えいただいたことは地域活性化懇話会 防犯キャンペーンの中で広く区民の皆様へその意識の輪を広げたいと考えております。ありがとうございました。
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